PENTAX K-01ファーストインプレッション
2012/07/22 09:11 カテゴリ:camera & video cam
早速使い始めたミラーレスカメラのK-01。
まだ、まともに使った訳ではないけど、ざっと触ったところでは、大変満足。
撮れる画については、まだまともに使っていないし、あまり評論できる自信もないので、それ以外の部分の感想など。
まず、大きさだけど、ist DSとほぼ同じような大きさ。
確か、ist DSが発売されたときは、デジタル一眼で世界最小最軽量、というふれこみだったので、そこが変わっていないのはうれしい。今までとほとんど違和感がないし。
持った感じは、ist DSよりもグリップが浅いので、若干持ちにくい感じはある。
角張っているので、ist DSのような手になじむ感も薄い。面白いデザインではあるけど、実用度は低いかなぁ。
質感は、プラスチック、ゴム、アルミの削りだしの組み合わせになっているが、若干、安っぽい。せっかくのアルミの削りだしが、プラスチックのメッキに見えてしまっている。赤と緑のボタンも安っぽさにちょっと拍車をかけている。
まぁ、デザインで選んだ訳ではないので、そんなに気になるところではない。
電源オンすると、液晶が大きく、明るくて、使いやすい。
シャッターを半押しすると、オートフォーカスが効くのだが、スピードもまぁまぁ速いし、ぴっちり合って、なかなか小気味いい。この辺は、ist DSより格段の進歩を感じる。
液晶がでかくて、きれい。
液晶に表示される画像も、この時点で一眼らしいボケが効いている。撮りたい画をそのまま撮影できるのは、なかなか楽しい。
ついファインダーを覗きそうになるが、ファインダーがないと撮れない、とは思わないぐらい実用的。
ボタンの操作体系が、ist DSと似通っているので、迷わないのもいい。
マニュアルフォーカス時は、十字ボタンの真ん中のOKボタンを押すと、画面が拡大され、フォーカスを合わせやすくなる。
明るいレンズで解放側で撮ろうと思うと、マニュアルでピントを合わせる位置を決める必要があるが、これがやりやすい。
ただOKボタンだとちょっと押しにくいので、AEボタンとかに割り振れるとよかった。
全般的にダイアルはマシだけど、ボタンは操作しにくい印象。もうちょっと押しやすい位置にあってくれればと思うことも。+/-ボタンとか、上面ではなく、側面の方がよいのでは。
MF/AFの切り替えは、スイッチのデッバリがはっきりしているし、大きいので、ist DSよりもやりやすい。
MFのまま、一時的にAF、AFのまま一時的にMFとかできるとうれしい。
SDカードは、Eye-Fiカードの8GB、Eye-Fi Explorer X2を入れた。
PENTAXのFAQだと動作保証はしていない、とのことだが、今のところ、静止画は問題ない。
動画はうまく転送されない気がするが、HD動画の転送は、バッテリーの消費も、転送時間も結構かかるので、ここはカードリーダー経由が正解かも。
付属のビスケットレンズ、DA 40mmF2.8 XSもよかった。
やはり一番いいのは、軽さ。
シグマレンズだと、重いな、と思うことは結構あるけど、このXSレンズだと、コンデジ感覚で、ひょいと持てる。
かといって、映る画とか、絞りが反映される感じは、一眼のままなので、ちょっと新鮮。
ピントリングが、薄すぎて使いにくいので、オートフォーカスで使うのがよいのかも。
それと40mmという画角に、まだ慣れていないので、あれ?入らないと思うことがちょいちょいあった。
今、最大の不安は、バッテリーかな。
実際、どのぐらい持つのか。
ist DSは、エネループ4本で、Eye-Fiカードを使っても、1ヶ月ぐらいは使えた。
ソニーのコンデジは、動画も絡むと、1日使えるか使いないか、という感じ。
K-01は、液晶を常時表示させての撮影だが、500枚ぐらいということなので、2-3日は使えそうだが、実際のところどうか。
あと、ist DSを7年も使えたのは、乾電池形態に対応していた、というのは大きい。
専用のバッテリーパックがどれぐらいでへたるのか、どれぐらい供給されるのか、というのはある。
まぁ、安く購入しているから、本当に使えなくなったり、入手できなくなったら、買い替えるということかもしれないが。
と、いろいろ書いたが、全般的には、満足。
これから夏休みもあるし、いろいろな写真を撮って楽しみたい。
PENTAX デジタル一眼カメラ K-01ズームレンズキット ブラック/ブラック