第3の難関が登場 - チェーン、調整

フロントディレイラーも取り付け終わったので、残る部品はチェーン。部品の取り付けとしては、最終段階。
これも2回目なので、やり方はだいたいわかっている。

blog160429_1 - 1

どこを切っても、繋げるわけではないのは、前回学んだので、ちゃんとつなげるところで切る。
接続はミッシングリンクで。

blog160429_1 - 2

blog160429_1 - 3

あとは、ブレーキとシフトケーブルを固定して、ブレーキシューとディレイラーの調整。

リアディレイラーの調整までは、うまくいったが、問題はフロントディレイラー。
これが今回の第3の難関だった。

まずフロントシフトを動かしても、ワイヤーが引っ張られる気配がない。

色々、探して、試して、ようやくわかったのは、シフターにワイヤーを入れる段階で、失敗していた。
どっちかのレバーを押して、穴が解放された状態にしていないといけないのに、穴が半分塞がった状態で、ワイヤーをセットしていたのがダメだった。
解説書には、リアはBレバーと書いてあるけど、フロントはどっちか書いてないんだよね。

次に、
ワイヤーが引かれて、ディレイラーのブレードが動いても、インナー側からアウター側にチェーンが乗り替わってくれない。
これはディレイラーの角度と高さを微妙に変えた。
高さを少し高くし、ブレードの先を少しアウター側にすることで、切り替えられた。

最後はカラカラ音。

アウターハイのポジションにした時に、チェーンがブレードに当たってカラカラ音がする。

これがどうやっても直らない。

ワイヤーの張りの問題かと思ったが、ディレイラーを指で最大限に可動させてもブレードがチェーンに当たってしまう。
フレームから、ギアまでの距離に対して、ディレイラーが稼働する範囲が足らない気がする。

BBの締め付けが足りずに、規定よりもクランクの幅が広くなってしまっているのだろうか。

結局、いったん諦めることにした。

アウターハイ、つまり一番重いギアは、下り坂でもない限り、滅多に踏めない。貧脚なんで。使えないところで、音が出ても、まぁなんとかなるだろう。

今回の調整で、フロントディレイラーの仕組みには、大分詳しくなった。

ディレイラーにアジャスタブルボルトがあるが、どっちがどっちの調整で、どんだけ回すのが良いのか、というのはなかなか覚えられなかった。

あれは、単にディレイラーの可動域を制限するだけのもので、どっちを回すどう、とか考えなくても、隙間から、ボルトそのものの動きを見ていれば、何をしているか一発でわかる、とか。

アジャスタブルボルトの役割は、可動域を制限することで、シフトを操作した時にブレードが行き過ぎて、チェーンが落ちないようにするため、ということらしい。

リアディレーラーは、フロントほど機構はわかっていないが、ハイ側に、ガイドプーリーが充分いかない場合は、そもそもワイヤーの張りが足らないので、アジャスタブルボルトを調整して、ハイのギアとガイドプーリーを合わせる、とかは、分かった。

カラカラ問題は、しばらくしたら、ボトムブラケットを締め上げるところから、再度チャレンジしてみよう。

blog160429_1 - 4

仕上げのバーテープ。

blog160429_1 - 5

初のバーテープ巻きだったが、初めてだとこんなもんかな。
満足ではないけど、悪くないぐらい。

黒の部分を重ねたので、思ったよりも赤成分が多かった。あとケーシングの位置がちょっと適当だったかも。グローブをしていると、それほど気にならないけど、素手だと左右の違いに気づく。

1年ぐらいで貼り替えてもいいかも。

これで一応、組み上げはできた。

慣れないことばかりで、クタクタだが、面白かった。
いや、腰が痛いし、変な姿勢で立ったり、座ったりも多かったので、クタクタの方が強いかな。

2度とイヤ、ということはない。
何年か経ったら、フレーム新調とかもあると思うが、その時も自分でやろうと思えるぐらい。

次は試乗だけど、一応、増し締め確認。