OS X Moutain Lion 発表



Twitterのタイムラインをみていたら、OS Xの新バージョンMountain Lionが突然、発表された。
あまりにも唐突だったので、てっきりネタかと思ったのだけども、本物でちょっとびっくり。

新OSの発表であれば、発表会イベントをやるのが通例だけど、そういう報道はなく、一部のメディアやライターの人向けだけの公開だったっぽい。

Appleの今までの発表だと、プロセッサのスピード増強程度の場合は、突然発表というのがあって、その一つ上は、発表会イベントだったような気がするが、今回はその中間みたいな感じ。

発表するもののインパクトによって、発表形式が選択されているようなので、Moutain Lionは、それほど大きなインパクトではない、との判断なのだろう。

確かに、内容はLionの熟成というぐらいだったので、Appleの読みは正しいように思える。

内容の感想と言えば、すでにベータ版がダウンロードできるMessageは、iMessageが出た時点で、こうなるべき、といったもの。中身もiChatのチャット部分がiMessage互換になり、ビデオチャット部分はFaceTimeという、なんかツギハギ感丸出しな感じ。

通知センターは、iOSでは不要という記事をこないだ書いたが、まぁ、Macでも個人的には必要を感じない。

リマインダーはいいとは思うが、iCalと分けちゃったんだね、と。まあでも、これは一緒である必要が本来はない、ということなのかもしれない。

メモ帳も、今まではMailと一緒になっていたのを分離した。これは、わざわざMailを立ち上げる必要がなくなったので、いいことかと。でも今、個人的にはWriteRoom+DropBoxを使っていて、メモ帳自体を使っていないので、あんまり関係ない。

ゲームセンターも、iOS、Macともにほとんどゲームしてないからなぁ。

と、ここまでは、iOSアプリのMac版つくりました、という感じ。

保存場所のiCloud対応はうれしい。というか、なぜ今までなかった、という感じ。
これがないので、せっかく今25GBあるiCloudの保存容量も、わずか0.5GBしか使っていない。
個人的には、iPad版のGarageBandの保存先をiCloudにしてくれて、どのMacからでも読めるようにしてほしい。

共有、Twiter連携もいいかも。今まで、URLをコピペしていたやつをSafariから直接ツイートできるのは、少し楽になる。

一番の楽しみはAirPlay Mirroring。
今までHDMIケーブル経由でやっていたことが、ワイアレスでできるようになる。
特に、最近Logicを使い始めて、でかいスピーカーでLogicの音を鳴らしたいと思ったのだが、簡単にMacBook Airからスピーカーに音を出す方法がなかった。
AirFoilというサードパーティのアプリをつかうぐらいだったのだけど、このAirPlay Mirroringがあれば、AppleTVを経由してスピーカーに音を出すことができる。

今のAppleTVは720pしかないが、おそらく新AppleTVが出れば1080pにも対応するはず。
そうすると、MacBook Airよりも大きな解像度が使えるようになり、自宅のときは、大きな作業環境、しかもワイアレスで、というのもできる、かな。

さて、これでMacとiOSデバイスの距離はいっそう縮まる。タッチパネル搭載のMacが出てくるのも時間の問題か?それともやっぱりポインタレスにはしないかな?