Macアプリ:MacをiPhone/iPadのキーボードにする - iKeyboard

blog110618_1

ちょっと前に面白いアプリを見かけた気がしたので買ってみた。
MacをiPhone/iPadのBluetoothキーボードにする「iKeyboard」というMac用アプリ。

iPhone/iPadは、Bluetoothキーボードを接続すれば物理キーボードからタッチタイピングできるけど、その役割をMacに担わせることができる。

Macが目の前にあるときに、なぜMacで入力せずに、iPhoneやiPadに入力する必要があるのか、という疑問が起きなくもない。
まぁ、今は、Macにはなくて、iPhone/iPadの方が便利なアプリがあったりもするので、それほど変でもないのかな。具体的には、思い浮かばないけど。

blog110618_2

使い方は、iKeyboardを起動して、Discoverableをメニューから実行。
すると、iPhone/iPadからBluetooth機器として検知可能になるので、Bluetooth機器としてペアリングすればよい。

iKeyboardを立ち上げている間中は、入力はすべて、ペアリングしているiPhone/iPadにいってしまうが、iKeyboardのアプリをバックグラウンドにまわせば、Mac側に入力が戻ってくる。

例えば、Macで作業していて、横にiPadを立ち上げてツイッターアプリを起動しておく。何かつぶやきたいときだけ、iKeyboardをアクティブにして、iPadのツイッターに、Macのキーボードからそのまま書き込むということができる。ちょっと便利。

問題が少しあって、英語キーボードを元にしているからだと思うが、@などの記号をうまく入力できない。

blog110618_3

また最初、日本語入力と英語入力の切り替えをコマンド+スペースで行おうとしてもうまく行かなかった。
これは、作者の人からtweetをもらって、Mac側のキーボード環境設定のショートカットでコマンド+スペースを無効にすればうまくいった。
Macの入力モードの切り替えをコマンド+スペースでやっている人は困るかもしれないが、自分の場合は、英数キーとかなキーを使っているので、これは問題無し。

このiKeyboardのいいところは、ひとつあれば、複数のiOS機器とペアリングできるので、iPhoneにもiPadにも一つで対応できる。

blog110618_4

ちなみに、iKeyboardは、iPhone/iPadだけでなく、他の機器のキーボードにもなる。
試しにPlaystation 3と接続してみたら、うまくいった。(Windowsは、駄目っぽいことが書いてある。)
ただし、うまくいったのはMacBook Airの場合で、iMac+Apple Wireless Keyboardの場合は、うまく使えなかった。

--
例が思い浮かばない、と書いたが、実際に使いたい場面があった。
ソファに座って、iPadでRSSの記事を読んでいて、あ、この記事、ツイートしたい、と思った時。
iMacも手近にあるのだけど、iKeyboardを立ち上げて、iPadと接続すれば、ツイートのコメントをiMacのキーボードで入力できた。やっぱり便利。



iKeyboard