Insta 360 EVOを注文

360度カメラというのは、色々と楽しそうでありながら、実際には、なかなか使用頻度が低い。特に、去年買ったGoPro Fusionは、わざわざ買うべきではない、という記事を書くぐらい、使いにくかった。

メモリーカードの2枚挿しという時点で、使い勝手の悪さに気付くべきだったが、その後、改めて実感した、Macアプリの使いにくいさ、不安定さ、処理速度の遅さもなかなかのものだった。
IOSアプリも、WiFi経由でしか読み込めず、しかも途中でタイムアウトして、最初からやりなおしとか、どうしようもない状態。

360度撮影した動画をそのまま撮って出ししても、実際には誰得状態。といって、2Dに切り出して活用するには、後処理が必要で、やたら時間と手間がかかる。


そんな中で、気になっていたのは、Insta360シリーズ。メモリは、1枚挿しだし、ケーブル接続はできるし、必須の後処理アプリが優秀そう、というところが魅力的なポイント。

特に、Insta360 ONE Xは、なかなかの完成形なので、何度か購入してしまおうか、と思ったが、去年カメラを買いすぎたので、なんとか自重。



そんな中、新しいモデルのEVOというのが発売された。
基本的なところは、ONE Xと同じみたいだが、2つのレンズを横置きになるよう変形し、VR180という正面の3D映像を撮影できる、というのが大きな違い。

360度映像の面倒なところは、自由に見られると言っても、ヘッドセット着用で実際に後ろ側を見たい時には、見る人自身が振り返らなくてはいけない。椅子に座っていると、特に面倒。そして、後ろは大して面白いものが写っていない。
だったら、正面方向に限定されても、立体に見える、という価値が付加された方がいいかな、と。

EVOのいいところは、VR180と360度撮影と切り替えられる。別に360度を捨てなくてもいい。

他にも同様のVR180が撮影できるカメラもあるようだが、Insta360シリーズは続いて、画質やアプリの品質は安定している感はある。

GoPro Fusionと比べると、防水性能がないのが違いだが、防水が必要な時は、GoProやソニーのアクションカムもあるので、気にする必要はなさそう。
あと、ロードバイクで使う場面が多いと思うのでので、ヘルメットマウントを考えると本体サイズが小さくなるのはいい。Fusionは、重すぎて、無理だった。

というわけで、今なら、GoPro Fusionもまだそれなりに高く売れるので手放して、Insta360 EVOを注文してみた。


Insta360 EVO 360度アクションカメラ CINEVOX/B 【日本正規代理店品】