結局Feiyu-tech WG2Xを買ってロードバイク車載動画を撮ってみた
2019/09/22 22:27 カテゴリ:camera & video cam | 自転車
夏休み旅行中のOSMO POCKETの突然の動作停止に動揺して、結局、Feiyu-techのWG2Xを注文してしまった。
同じGoPro用のG6よりも少しモーターは小さく、機能も少ない。
早速、ロードバイクで使ってみる。
まずは、フロントに吊り下げで使ってみた。結果はNG。
今までのすべての機械式ジンバルでそうだったように、ロードバイクの振動に耐えられず、位置を保持できずズレてきてしまう。これをそのまま使い続けると、故障する。
よくオートバイの車載動画で使っている人は見かけるが、問題が起きてそうはない。やはりロードバイクの振動は異常なんだろうな。
というわけで、OSMO POCKETのようにボディマウントする。
以前、G6を肩にマウントしていたことから考えれば、充分、軽いとは言えるが、
OSMO POCKETが118g(実測)に対して、W2GXとGoPro 7を併せて354g(実測)とちょうど倍ぐらい重い。
ボディマウントにすれば、位置ズレはさすがに起きない。
面倒な点はいくつもあって、給電しようとすると、GoProと2G2XW2GXの二つに給電しなくてはならず、配線が面倒なことになる。
GoProをジンバルに搭載したまま給電しようとすると、バランスが取れなかったり、実際には、ケーブルの重みで、ジンバルが起動しないということが発生する。
GoProに給電すると、電源ボタンが押せなくなるので、オンオフが難しくなる。
給電を諦めて、バッテリー駆動にすると、電源の問題は解決するが、今度はバッテリー交換のためにGoProをW2GXから、毎回外さなくてはいけない。そしてこれが、超面倒。
そして極め付けは、GoProの安定性が相変わらず悪い。録画していると思ったらできていない、ということが割と起こる。
撮影された画角は、広すぎて、腕が枠のように入ってしまう。
GoPro HERO 7のTimeWarp撮影は、4Kで録画できるので、HD書き出しするなら、多少のクロップはできるが、編集の手間が発生する。
また振動のせいなのか、角度が、微妙にズレていたりして、これも編集でカバーはできるが手間はかかる。
こう考えるとOSMO POCKETは、確かに2度の撮影停止はあったが、GoProよりは安定しているし、軽い。画角のズレも少ない、給電は一本で済む。動作は軽快、撮った映像はそのまま使える。やはり、自分の中のロードバイク車載環境としてはい、最強と言わざるを得ない。
もっとよく考えれば良かったが、ちょっと無駄になってしまったかもしれない。
何か活かしどころはあるか?
Feiyu Tech WG2x ウェアラブル 3軸 ジンバル スタビライザー