vRec+のレビュー

先週届いたvRec+。
いまのところ全体的には、満足度70点。

再変換なしにh.264のファイルが手に入るのは、非常に簡便。
地デジチューナーと組み合わせて、見て消す使い方をすれば、この簡便性はより活きてくると思う。

今のところは、すでにHDDレコーダーで録画した映像をiPhoneで見られる形式にするのが主な使い方。

例えば、取り貯めてあった映画をiPhoneで、というケース。
設定した時間の後に録画が停止するタイマー機能があるのが便利。

夜、寝る前にセットしておけば、朝にはファイルができている。

DVD-Rに焼いてあるものは、PS3でも再生できるので、DVDレコーダーを使わずに、こっちで録画。

vRec+の画質的には、所詮、アナログ経由の録画であり、iPhoneの画面で見るもの、という前提では、必要十分。

いくつかビットレートが設定できるのだが、よく使っているのは、iPodのHighという設定。640x480のビットレートが1.5Mbps。

しかしそもそもiPodでは、これ以上のビットレートのものは、転送速度が遅く、書き込みができなかった。

使いにくい点もいくつかある。
記憶装置の認識が遅い、ビットレートの設定がいつのまにかデフォルトに戻っているなど。

本体だけでなく、うちの環境全体での使い勝手もまだまだ。

iPodの転送速度が遅いこと、記憶装置の着脱に時間がかかることを考えると、USBとLANの同時接続ができるNASがあれば、多少、使い勝手はあがりそう。ただ、そんなNASってあるのか?

あとは、色んな機器と接続できるようにしているのだけど、設定の変更がいちいち面倒。
特にPS3をAVマルチケーブルで出力するには手間がかかる。

次にシステムアップするとすれば、地デジチューナーが先かな。
そうすればスタンドアローンになって、接続とか、他の機器の使用時間を考えずに録画に専念できる。

贅沢を言えば、録画予約を設定する画面をBRAVIAと別にしたいなぁ。

地デジチューナー→vRec+→CaptyTV→USBデバイスサーバー→無線LAN→iMac

とすれば、手持ちの機器で何とかなるけど。
CaptyTVってQuickTimeのムービー収録とかで呼び出せたっけ。今度、試してみよう。




vRec+ VR100