SONY WF-1000Xは理想的な完全ワイアレスイヤフォンかも - レビュー
これまで多くのBluetoothイヤフォンを使ってきたが、11台目になるSONY WF-1000Xが到着した。
完全ワイアレスとしては3台目、ノイズキャンセリングとしては2台目となる。
出荷が遅れる、というアナウンスもあったけど、その前に在庫が確保できていたみたい。
パッケージは、そんなに高級感をあおった感じではない。安っぽくもないけど。
内容物は、本体、ケース、イヤピース2種×3サイズ、マイクロUSB、説明書。
サイズ感は、想定通り。重みはあるけど、そこまでではない。
一方、充電ケースは、予想されていた通りではあるが、巨大。
EARINのケースと幅は同じぐらいだけど、縦方向に2ばいぐらいある。これはポケットには入れづらい。
ケースの重みはそれほどないので、本体の形状を優先して、バッテリーをどこに置くかで、このサイズになってしまったのかな。
充電。爪があるので引っ掛ける。開封直後は最初に、本体の充電は、ほとんどされていなかった。
バッテリー残量はiPhoneのメニューバーで確認できる。
耳につけた時にも、音声でアナウンスしてくれる。
ペアリングは、本体をケースにセットし、左だけ取り外し、7秒間ボタンを長押しで、ペアリングモード。
一度ペアリングすると、ケースから出せば電源オン、ケースに入れれば電源オフになる。この辺は、EARIN、AirPodsと同様。
それとは別に、本体ボタンを操作することで、オンオフできる。
音質は、まったく問題ない。過去に使った全てのBluetoothイヤフォンの中でも一番いいと思う。
落下のしやすさも、耳にしっかりささっているようで、ほとんど不安はない。
2年弱完全ワイアレスを使っているけど、耳から落ちることは、ほとんどないし。
一番気になっていたマルチペアリングだが、ペアリング方法自体は、最初のペアリングと同じ手順を繰り返していくだけ。
問題は、切り替えの方法。MDR-EX31BNの時は、一度接続を解除しないと、別の機器とは接続ができなかった。これでは、2つの機器を操作しないいけないので、かなり手間だった。
この点、WF-1000Xはイマドキだった。
早速、iPhone、iPad Pro、AppleWatch、iMacでペアリングしてみた。
例えば、iPhoneで音楽を聴いていて、AppleWatchに切り替えたければ、
AppleWatchのミュージックアプリの左下のメニューアイコンをタップ
ここで、WF-1000Xを選択すると、左耳から「Bluetooth Connected」とメッセージが聞こえて、Apple Watchに切り替わる。
普段の音楽は、AppleWatchにしていて、YouTubeなんかを見る時は、iPhoneに切り替える、ということが、格段にやりやすくなった。
まさに理想的。
あとは、外音を取り込むアンビエントサウンドは、外音は増幅されるわけではなく、結構自然な感じで聞こえてくる。ボリュームをあげても、外音は大きくならないみたい。
今まで、遮音はEARIN、外を取り込みたいときはAirPodsと使い分けていたが、その必要は薄そう。
AirPodsは、運動時と寝る時専用かな。あとはだいたいWF-1000Xでいけそうな気がする。
ボタンは、左がノイキャンの切り替え、右は、再生コントロール。
アプリを使えば、自動でノイキャンモードの切り替えをしてくれるらしいが、接続したiPhone側がGPSをチェックして指令を出すっぽい雰囲気。
通勤で使ってみるのが楽しみ。
ソニー SONY 完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000X : Bluetooth対応 左右分離型 マイク付き 2017年モデル ブラック WF-1000X B