オタマトーン テクノを買った

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いまだにバイオリン練習を少しづつ頑張っているが、また新しい楽器を買ってしまった。
(入手から、すでに1ヶ月ぐらい経っている)

YouTubeで、スペインのタレント発掘番組の動画が話題になっていて、向こうの
プロのギタリストがオペラ曲の演奏を披露したのだけど、その時の楽器が、日本の明和電機がつくっていたオタマトーン。



自分は、オタマトーン自体、見たことがあるのかもしれないが、全然に記憶になかった。
可愛らしくも間抜けなルックスなのに、オペラを朗々と歌い上げるというギャップがなかなか面白い。

一度、気になると、他でも、あ、ここにもオタマトーンとか、こうやって弾く、という動画に気づいたりして、自分でもやってみたくなった。



いくつか種類があるが、価格はどれも1万円以下と、手頃。

いくつかある中で、自分が買ったのは、オタマトーンテクノという、多分、最上位?モデル。
大きさが、一番大きく、外部電源入力、ラインアウト、スマホ接続機能がある。

大きい方が、演奏しやすそうなのと、インターフェース周りは、後から、あれが欲しい、となると面倒なので、全部揃っているものにした。

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到着。デラックスモデルのサイズなのででかい。

付属品は、電池と、ケーブルと、ストラップ。

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背面は、電源スイッチ兼のボリュームと、音域選択、電源、ラインアウト、スマホ接続ポートがある。ロゴは、ギターアンプとかにありそうな感じで、かっこいいね。

電源は、USB-Cとか、マイクロUSBにしてくれたら、モバイルバッテリーも使えてありがたかった。

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まず、最初にやったのは、音程のマーキング。
バイオリンで、多少、フレットレス楽器に慣れているが、ばいおりんのフレットシールと同様に、だいたいどの辺で音が出るかをわかっていると、練習する意欲もわく。

マーキングせずに、ちょっと触ってみたが、これをせずに、触っているだけだと、いつまで経っても、まともな演奏ができずに、多分、放置になっていた。

側面に、マスキングテープを貼って、ピアノで音をだして、おおよその位置をマーキングしていく。先に、C(ド)をオクターブごとにマーキングしてしまうと、やりやすいかも。

バイオリンの時もそうだったが、正確にマーキングしても、結局は、指の腹のどの部分で、押さえたかによって、音程は変わるので、あんまり神経質になりすぎてもしかたがない。

弦楽器と同じように、音程の低い方は、音の感覚が広いが、高くなると狭くなる。

ちょっとずつ練習してみているが、マーキングを頼りにすれば、曲を弾くのはそんなに難しくない。単音しかないし、複数の弦があるわけでもない。音も直線的にならんでいるだけなので、リコーダーよりも簡単だろう。

リボン式のコントローラーから、指を離すと音が切れ、離さないと音がなりっぱなしになる。
歌を歌わせようとすると、発音があるとき?は、指を離し、同じ音の中で音程を変化させたい時は、指を離さず、音程を動かす、という感じ。

オタマトーンのスピーカーが入っている、口を開けたり閉めたりすることができるが、これはビブラートというより、ワウ。ボーカルラインを弾くときには、発音のタイミングで開け閉めすると、表情がつくんじゃないかと思っている。(口の動きのシミュレーション)

ビブラートは、バイオリンと同じように、指を微妙に上下させるとかかる。
スライドさせずに、指はその場に止まりながら、楽器を揺らすと、少し音が上下する、みたいな感じ。
バイオリンよりは簡単。

ラインアウトからは、口のワウの効果は多分、出力されないけど、上下にゆらすビブラートは出力できる。

スマホとのリンク機能だが、付属のケーブルと、Apple純正のヘッドフォンアダプタを使うことで、最新のiPhone12でも使えた。

アプリでは、オタマトーンの音を、色々と変更できたりする。

iPhone側から音がでるのかと思いきや、オタマトーン側のスピーカーからでる。ワウ効果を使う場合は、その方がいい。

気になったのは、ストラップをつけるための金具が、ビブラートをかけると、カチャカチャ鳴るので、ストラップを使わない場合は、これまたマスキングテープなどで固定しておくとよい。


全体としては、満足。
ルックスが愛らしく、気軽に弾け、簡単すぎないので、ちょこちょこ弾いてみたいと思う。

ただ、スマホリンクやラインアウトは、それほど使うもののようにも思えないので、デラックスかスタンダードでいいのでは、というところか。



オタマトーン テクノ ブラック